国語スタートコース ステップ2-8
ステップ2【8】
次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
「未来を見る目を失い、現実に先んずるすべを忘れた人間。この行きつく先は、自然の破壊(かい)壊だ。」
これはレイチェル・カーソンが『沈黙の春』にしるしたシュバイツァーの言葉です。カーソンは二十世紀にいち早く自然の尊さを私たちに伝え、科学技術が持つ危険性を警告しました。彼女のこうしたうったえは、次の世代を見とおす「目」によってなされたのです。
今の私たちには、次世代にかかわる課題が多く残されています。環境問題だけではありません。人権や平和なども、次の世代に当然かかわりのある課題でしょう。
こうした課題への対応は本来、いまの世代だけで決めてはいけません。
次の世代をふくめた決定が正しい決め方であり、正義を実現するものといえます。しかし、次世代をふくんでの決定などは現実には不可能です。もし、それを可能にするものがあるとすれば、それは私たち一人一人が「未来を見る目」をもって判断することです。次世代に責任をもつ正しい決定は「未来を見る目」を共にもつことからはじまるのです。
《マークしよう》※右の文中にもマークすること
・文中にある記号(「 」など)に注目する!
今の私たちには、次世代にかかわる課題が多く残されています。環境問題だけではありません。人権や平和なども、次の世代に当然かかわりのある課題でしょう。
こうした課題への対応は本来、いまの世代だけで決めてはいけません。
次の世代をふくめた決定が正しい決め方であり、正義を実現するものといえます。
・同じことばを○で囲み 線で結びなさい。
それは私たち一人一人が「未来を見る目」をもって判断することです。次世代に責任をもつ正しい決定は「未来を見る目」を共にもつことからはじまるのです。
・同じことばを○で囲み 線で結びなさい
・イコールの関係をつかむ。
「 次世代にかかわる課題 」
↓=(同じ次元で同値の関係をつかむ)
「 □□ 」
↓=(同じ次元で同値の関係をつかむ)
「 □□ 」