国語スタート ステップ1-24
ステップ1【24】
君たちはすでに「言葉のつながり」について学習しましたね。言葉はすべて論理的につながっているのです。そうした言葉の前後のつながりから言葉の意味を考えることを、文脈力(文脈)と呼ぶことにしましょう。
この文脈力は、言葉の学習(現代文・英語・古文・漢文など)において、とても大切な役割を果たします。例えば、英語や古文でわからない言葉があったとき、君たちは文脈力で、その意味を推測(すいそく)推測しなければなりません。
これから少しずつ文脈力を鍛えていきますが、【24】ではその初歩的なものを練習します。
次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
すき通った紅茶の中に落ちた角砂糖は泡(あわ)をたてた。その泡を通して「 」がゆっくりとくずれていくのが見えた。
・「主語」には(S→)、「述語」には(P )とチェックしなさい。
・指示語「その」は何を指していますか。文中から三文字で抜き出して空欄に記入しなさい。
すき通った紅茶の中に落ちた□□□がたてた泡
(一) 上の文章の「 」に入る言葉を次の解答欄(かいとうらん)に答えなさい。
また、解答と同じ言葉の意味を示す助詞(じょし)を記入しなさい。
「 □□□ 」=「その」(指示語)
↓ =(イコール)
(ゆっくりとくずれていく)□(助詞でひらがな1字=ものに置き換えられる)
(二) 右の文章で筆者が見ているものは何ですか。十四字で答えなさい
□□□□□□□□□□□□□□
こたえ《 角砂糖 ・ の ・ ゆっくりとくずれていく角砂糖 》