ステップ１【25】

　問題で、「　　　線部について…」というものがよくありますね。このとき、決して傍線部だけで判断しないことが重要です。傍線の前後を必ずチェックし、文脈から傍線部の意味をつかまえなければなりません。

次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

　「独裁者(どくさいしゃ)」という映画で、ヒトラーそっくりに扮(ふん)したチャップリンが地球儀(ちきゅうぎ)の形をした大きなふうせんを、けりながら踊(おど)るシーンがありました。世界を征服(せいふく)しようとする狂気(きょうき)の独裁者が、なんとも言えず不気味(ぶきみ)で愚(おろ)かに見える名シーンです。

《マークしよう》※右の文中にもマークすること

　➀　右の文章はいくつの一文から成立していますか。
　　　　　「　　　」つ

　　　　　　
　②　「主語」には（Ｓ→）、「述語」には（Ｐ　）とチェックしなさい。

　

（一）　傍線部「愚かに見える」の「主語」を抜き出して答えなさい。

　　　「　　　　　　　　　　　　　　　」

　（二）　次の〈　　　　〉の中に肯定(こうてい)（＋イメージ）か否定(ひてい)（－イメージ）かを、そして『　　　　』の中に文章から四字の語句を抜き出して言葉を書き込みなさい。

大きなふうせんを、けりながら踊るシーンがありました。

不気味で愚かに見える名シーンです。

傍線部(ぼうせんぶ)の「シーン」に対する筆者の「立場」は

〈　　　　　　〉である。

それは『　□□□□　』という言葉から判断(はんだん)判断できる。
★　＋－を明確に示す表現内容は、
   筆者が注目する価値(かち)判断・イメージであり、その根拠(こんきょ)が説明される。

こたえ《　２つ　・　独裁者が　・　肯定　・　名シーン　》