ステップ１【17】

　ここから、筆者の主張を要約する問題に加えて、句点を打つ問題が加わります。

   以前学習した「主語―述語」の関係を思い出してください。

次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

 大雨が降ると崖(がけ)が崩(くず)れます梅雨(つゆ)の末期や台風のときの大雨は、大被害を生むこともあります一方、川や海が岸を削(けず)っていきますまた、風が吹けば山の上からは石が転がり落ちます何の関係もないことに見えますが、じつは私たち地球科学者から見ると、こういった現象はすべて、地球を丸くしていくことなのですつまり、ほうっておけば引力のために地球は「丸くなりたい」性質をもっているのです。

《マークしよう》※右の文中にもマークすること
〈□には文中の言葉を記入しなさい。〉

・ 分けて並べる言葉□□に　○　をつけなさい。
・　並列(へいれつ)（ならべるポイント）の言葉□□に　○　をつけなさい。
・イコールを示す言葉□□□に▽を付けなさい。

　（一）　上の文章には句点（　。　）が五つ抜けています。（最後は除く）
                  どこに入れればよいか、文中に書き入れなさい。

　（二）　上の文章を要約すると、次のようになります。マス目に当てはまる

       
　　この文章は□□□の□□□□□□□□について書いてある。

こたえ《　一方・また・つまり　
　　　　　・～崖(がけ)が崩(くず)れます。
　　　　　・～大被害を生むこともあります。
　　　　　・～削(けず)っていきます。
　　　　　・～石が転がり落ちます。
　　　　　・～丸くしていくことなのです。

　　　　　・地球（の）丸くなりたい性質（について書いてある。）　》