中学受験の国語 論理エンジンを使いこなすブログ

出口先生の論理エンジンをベースに、文章にマークをつけながらの解き方プリントをご提供いたします。《中学受験・大学受験対策》

国語スタートコース ステップ2-7

夏期講習 国語予約状況 ( C日程 8/3~8/7 )


小6(満席)締め切りました


小5(2席)


小4(3席)


小3(3席)


ステップ2【7】


1 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。


 「未来を見る目を失い、現実に先んずるすべを忘れた人間。この行きつく先は、自然の破壊だ。」

《マークしよう》


未来を見る目を失い、現実に先んずるすべを忘れた


 ・同格の「 、 」をで囲みなさい。
 
未来を見る目を失い、= 現実に先んずるすべを忘れた → 〈   〉の立場                    
この行きつく先は、自然の破壊だ → 〈   〉の立場                         
              
(一) 文中の「人間」は、筆者の「立場」から見ると肯定・否定のどちらですか。
    〈   〉の中に書き入れなさい。



2 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。


 これはレイチェル・カーソンが『沈黙の春』にしるしたシュバイツァーの言葉です。カーソンは二十世紀にいち早く自然の尊さを私たちに伝え、科学技術が持つ危険性を警告しました。彼女のこうしたうったえは、次の世代を見とおす「目」によってなされたのです。


(一) 上の文章の要点を書き出していった時に「    」にはいる言葉は何か。
    文中から選んで書き込みなさい。


   「  カーソンがしるした 」
      
     = ↓
 
 「  カーソンは私たちに伝え、警告しました  」
      
     = ↓


 「                    」


(二) 右の文章はいくつの「一文」から成立していますか。


     「    」つ
      
(三) 右の文章の「話題」は何か。「誰が・どうした・何について」という形で答えなさい。


 「                      」

国語スタート ステップ2-6

ステップ2【6】


 すでに、接続語にも論理があるという話しをしました。ここではもう一つ大きな論理をとらえてみましょう。
 筆者はまとまった文章の中で、一つの主張をくり返し書いています。だから筆者の主張は形を変えてくり返す(「イコールの関係」)と説明してきました。それに対し、筆者は「強調したい」ことがある場合に反対の意味を持ち出すことがあります。このように、筋道の立て方(論理)には、筆者の主張を形を変えてくり返すものと、対立する主張を引っ張ってくるものと、大きく二通りあります。
意味のつながりは、大きく次の「二つ」のパターンになる。


    ◆同じ意味でつながっていく  
          =(記号で言う「イコール」の関係)
  ◆反対の意味でつながっていく
   ⇔(記号で言う「両方の矢印」の関係)



次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。


 いい音楽、いい本、いい作品に接すると、それを実は子供にも味わわせたいという欲求が、私にもあります。「    」、私はほとんど子供に、その種の情報を流したことがありません。親とか先生とかがいうことなんか、本当にうるさいと思って育ったものでから、子供もそうだろうと思って、「こういうのがいいよ」とかいうことはほとんどいわずに来てしまったんですね。


《マークしよう》


 ・傍線部を含む文を分析する
    私は(ほとんど)子供に、その種の情報を(流したことがありません)
             
               ↓ =(同じ次元で同値の関係をつかむ)


   〈                 〉は、(ほとんど)(いわずに来てしまったんですね)



(一) この文章の「    」に、君が考えた言葉(接続語)を書き入れなさい。


(二) 次の(   )のなかに「=」(イコール)か「⇔」(両矢印)かの記号を書き込みなさい。


  いい音楽、いい本、いい作品に接すると、それを実は子供にも味わわせたいという欲求が、私にもあります。
        (   )


  私はほとんど子供に、その種の情報を流したことがありません。


        (   )


 親とか先生とかがいうことなんか、本当にうるさいと思って育ったものでから、子供もそうだろうと思って、「こいうのがいいよ」とかいうことはほとんどいわずに来てしまったんですね。



(三) 傍線部「その種の情報」と同じ内容を述べている部分を抜き出して答えなさい。
    (マークしようを参考に!)

国語スタート ステップ2-5

夏期講習 国語予約状況 ( B日程 7/27~7/31 )


小6(満席)締め切りました


小5(2席)


小4(2席)


小3(2席)


ステップ2【5】


次の一文を読んで、後の問いに答えなさい。


  日記は、人に見せるものでなく、自分のために書くものだ。



《マークしよう》


日記は、人に見せるものでなく、自分のために書くものだ。


 ・打消語(□□)の横に(✓)を付けなさい。



                    ✓
★ A ではなく B・・・。の場合


            イイタイコトは ○B


 (一) 上の一文を図式化します。空欄に文中の言葉を抜き出して書き入れなさい。
                              
               
    話題(       )     
                   
 ○A 《          》   ⇔  ○B 《          》         
                (対立概念)
               
 (一) 筆者の主張は、○A・○Bどちらですか。


   「   」